【大学院修士課程対象】授業料後払い制度の実施について（令和６年４月入学者より実施）
※対象は令和６年度４月以降大学院に入学する大学院修士課程?博士前期課程?専門職学位課程（教職大学院の課程）の大学院生です。
授業料後払い制度について (大学院修士課程対象）
日本学生支援機構が実施する貸与奨学金に、大学院修士課程（博士前期課程及び専門職学位課程を含む）を対象とした「授業料後払い制度」が導入されることになりました。
授業料相当額の貸与奨学金（無利子）を「授業料支援金」として日本学生支援機構が大学に直接入金することにより、対象者は在学中は授業料を納入せず、修了後の所得に応じて機構に返還（後払い）する制度です。併せて「生活費奨学金」として月額２万円又は４万円（選択可）の貸与を受けることができます。
本学でも令和６年度４月入学者から実施します。
【参考】
(日本学生支援機構周知資料）「授業料後払い制度が始まります！」(pdf)
本制度の詳細、申請方法、申請時期については一部未定のため、具体的な内容が決まり次第随時更新のうえ、電子掲示版（学生メール）等でお知らせします。
対象者
以下の（１）～（４）の全てを満たす者であること
（１）令和６年度以降に大学院修士課程（博士前期課程及び専門職学位課程を含む）に進学した者 ※1
（２）本人の希望に基づき、大学を通じて申請を行った者
（３）日本学生支援機構の修士段階を対象とした第一種奨学金と同様の家計基準及び学業成績基準を満たす者
（４）過去に貸与を受けた奨学金の返還が延滞中である等、第一種奨学金の貸与を受けられない事由がない者
?※1??令和６年度については、上記に加え以下のいずれかに該当すること
（１）令和６年度秋の新規入学者
（２）令和６年度春の新規入学者であり、令和５年度までに「高等教育の修学支援新制度」を利用しており※２、
学部等を令和６年３月に卒業した後、就職や他の大学院への進学を挟まずに熊本大学の大学院へ進学した者
※２ 給付奨学金に採用されたことがあれば、家計基準により支援区分外、廃止となっている者も対象です
※令和６年度は申請時期や入金時期が通常とは異なります。必ず下記「注意事項」等を確認してください。
貸与を受けられる金額
１．授業料支援金（無利子） 授業料相当額（上限額：年535,800円）
?日本学生支援機構から大学に直接振り込まれ、対象者の授業料に充当されます。
?授業料免除を受けた場合は、免除後の金額です。
?授業料に保証料を加えた金額が貸与額になります。
?入学料は対象になりません。
２．生活費奨学金（無利子） 月額20,000円又は40,000円（選択可）
?保証料を差し引いた額が毎月本人に振込みになります。※生活費奨学金のみの貸与はできません。
注意事項
?本制度は貸与であり、大学院修了後に所得に応じて授業料支援金及び生活費奨学金を保証料も含めて返還する必要があります。
?本制度を利用する場合、第一種奨学金（無利子）の貸与を受けることができません。（第二種奨学金（有利子）の貸与は可能です）
?機関保証への加入が必須です。
?返還方法は「所得連動返還方式」のみです。
?年度途中に第一種奨学金から本制度、本制度から第一種奨学金への変更はできません。
※令和６年度春から本制度の利用を希望する者は、上記に加え以下の点に充分注意すること
?令和６年度は、春から希望する場合でも採用決定は最短で１１月になる予定です。そのため、採用者の生活費奨学金は１１月に４～１１月の８ヶ月分が振込みとなる予定です。
?令和５年度中に第一種奨学金に予約採用された方が本制度に申請する場合は、第一種奨学金の辞退が必要です。
?令和６年度の本制度の申請者は、令和６年１１月に本制度の採用結果と後期授業料免除結果が判明するまで、前期授業料の徴収を猶予します。
?機構の制度案内には「募集時期は令和６年９月～１０月頃」と記載されていますが、前期授業料の徴収猶予の手続上、本学の募集時期は令和６年４月です。
?令和６年度修士課程進学予定者を対象とした第一種奨学金返還免除内定制度に申請した方は、本制度ではなく第一種奨学金を申請してください。（返還免除内定制度は令和６年度の後払い制度には適用されません）
?本制度での貸与も終了年度に「優れた業績による学資金返還免除」に申請することは可能です。ただし、翌年度から第一種奨学金に変更した場合は、それぞれ別に返還免除の対象となります。
申請方法
※１次申請と２次申請の両方が完了するまで、本制度への申請は完了となりません。
（１次申請）申請書兼授業料徴収猶予申請書を配布しますので、下記により受領のうえ、期限までに提出してください。
配布?提出場所 ：全学教育棟１階 学生支援部学生生活課経済支援担当⑥窓口
配布期間 ：令和６年３月６日（水）～令和６年４月２６日（金）１０時～１７時
＊土?日、祝日を除く
提出期間：申請書受領日 ～ 令和６年４月３０日（火）１７時（必着）
※郵送等による受領?提出を希望する場合は事前に連絡をしてください。
（２次申請）スカラネット?パーソナルによる申請入力
※詳しい申請手順は機構から通知があり次第、改めて申請者に通知します。
結果通知
採用結果判明後、日本学生支援機構から通知されます。（令和６年度は１１月頃）
授業料納入状況は、電子掲示板（学生用メール）及び学内掲示により通知します。
学生支援部 学生生活課 学生支援チーム 経済支援担当
096-342-2151，2125