2012年度_澳门赌场
/whatsnew/archive/2012
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2018/03/12 19:07:00 GMT+9
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"自分自身が楽しむ"研究の醍醐味_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130329
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="熊大なう。" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/> <br/> <img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130329-file/image_01.jpg/@@images/76b11843-5e15-4be3-a4fb-8746d197136a.jpeg" title="image_01.jpg" height="342" width="545" alt="発生医学研究所 博士課程1年 大垣聡一郎さん" class="image-inline"/></p>
<h2>偶然と試行錯誤が生んだ成果</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130329-file/image_02.jpg/@@images/96cd46b3-c8af-40c0-80db-5db526310671.jpeg" style="float: right;" title="image_02.jpg" height="633" width="280" alt="image_02.jpg" class="image-inline"/> 熊本大学発生医学研究所(以下、発生研)客員教授である京都大学?山中伸弥教授がノーベル賞を受賞し、一躍注目を集めたiPS細胞。人の皮膚などの体細胞を用いて、さまざまな組織や臓器の細胞へと分化誘導できる万能性とほぼ無限に増殖できる能力を持つiPS細胞は、再生医療へ大きな可能性と希望をもたらしました。 <br/> 再生医療や創薬研究への応用を目指し、現在世界中で研究が進められる中、発生研で、マウスとヒトの受精卵から作る胚性幹細胞(以下、ES細胞)を使い、世界で初めて小腸上皮細胞の作製に成功したことが発表されました。研究に取り組んだのは、大垣総一郎さん。粂昭苑(くめしょうえん)教授の下、ES細胞を用いて、すい臓や肝臓を再生する研究を行ってきました。 <br/> 「初めから小腸上皮細胞を作ろうと思って、研究していたわけではないんですよ。すい臓や肝臓の細胞は、すでに粂研究室では作製されていますから、その元になる内胚葉から他の臓器の細胞もできないものかと思い、試行錯誤していました。偶然、その中で一番いい結果を得られたのが、小腸だったんです。その成果を生かすために小腸に特化してやったほうがいいのではないかと研究を進めました」と語る大垣さん。作製から発表までに費やした時間は、約5年。ES細胞に続き、同様の手法で、iPS細胞から小腸上皮細胞を作製することにも成功したのです。</p>
<h2>“生命”から生まれるES細胞は崇高な存在</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130329-file/image_03.jpg/@@images/93f86377-9171-4e86-9c1a-271856013217.jpeg" style="float: left;" title="image_03.jpg" height="806" width="280" alt="image_03.jpg" class="image-inline"/> 発生学の研究の中で、大人の小腸についての研究は比較的多く行われてきましたが、胎児時の小腸の研究はほとんど例がありません。大垣さんは、資料となる文献も少ない状態で、研究を進めたといいます。「試験管の中で起きた現象が、体で起きる場合とどのくらい一致しているのかを知ることが大切なのですが、指標となるデータがないので、それを図るのが大変でしたね」。 <br/> 大垣さんはES細胞を使った研究を中心に行ってきました。中でも、ヒトES細胞は、人の受精卵から初期胚を取りだして培養して作製されるため、倫理的問題を避けて通ることはできません。また再生医療へ応用する際には、患者本人の細胞由来ではないため、移植すると拒絶反応が起きることも大きな課題です。その点ヒトiPS細胞は、本人の皮膚などの細胞から作製できるため、倫理的問題も拒絶反応もクリアにできることから、再生医療応用への期待が高まっているのです。 <br/> 「ヒトES細胞は入手するのも倫理委員会に申請を上げて、承認されなければならなかったり、細胞の管理も本当に大変です。学内に細胞があっても、触ることはおろか見ることもできません。iPS細胞は使いやすく、将来的に応用医学ではヒトiPS細胞を使うことになるわけですが、僕はES細胞を使った研究を続けていきたい。僕の中ではiPS細胞よりもES細胞のほうが崇高なものなんです」と大垣さん。 <br/> “生命”から生まれるES細胞で、“生命”を救うための研究ともいえる大垣さんの研究ですが、「誰かのために」というような気負いはありません。「もし、誰かの役に立ちたいと思うなら、医者になっていますよ。教科書に書いてあることは日常生活では役に立つことは少ないけれど、教科書に載るような研究をすることは、すごいことですよね。そんな基礎的な部分の研究をできたらいいなと思っています」。</p>
<h2>好きなことに理由はいらない</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130329-file/image_04.jpg/@@images/818b0709-3e8e-4a52-801c-f9a7111cb920.jpeg" style="float: right;" title="image_04.jpg" height="465" width="271" alt="image_04.jpg" class="image-inline"/> これからは実際に応用に向けた研究が中心となっていく中で、大垣さんは新たな課題に向き合っています。「ES細胞を用いた研究では、狙い通りに分化する細胞は10~20%程度。その分化研究よりも、分化した10%をどう実用的に使うかが重要だと考えています。小腸の分化研究の次は、これが今後使えるのか、使うためにはどうすればいいのかを研究すべきだと思うんですよね」。また、作ったES細胞を分化させ、一定の状態で維持し、増殖できるかという技術開発にも興味があるといいます。 <br/> 大垣さんのモットーは、「つまらない研究をどれだけおもしろくやるか」。研究をやっていて、良かったと思うことは少ないと笑う大垣さんですが、誰も研究しないような研究を続けてこそ、パイオニアになれると、他の研究者と違った目線で日々細胞に向き合っています。「好きでやっているんですよね。嫌なことならやらない。基礎研究の魅力は、“自分自身が楽しめる”こと。好きなものには理由とかないでしょう?まさにそれですね」。 <br/> 小腸上皮細胞を作製したことで、メカニズムが明らかになり個人的には満足だと語る大垣さんの次のステップに向けた研究の日々は続きます。</p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130329-file/image_04_02.jpg/@@images/6a06a56a-1efe-4323-9b58-58c57422b52f.jpeg" title="image_04_02.jpg" width="600" alt="image_04_02.jpg" height="141" class="image-inline"/></p>
<p>(2013年3月29日掲載)</p>
<p/>
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2013/03/29 18:41:00 GMT+9
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熊本大学環境報告書「えこあくと2012」が第16回環境コミュニケーション大賞の環境配慮促進法特定事業者賞を受賞しました_澳门赌场
/daigakujouhou/shisetu/news/20130326
<![CDATA[<p>
熊本大学の環境に関する活動や取り組みをとりまとめた熊本大学環境報告書「えこあくと2012」が、環境省らが主催する第16回環境コミュニケーション大賞の環境報告書部門において、「環境配慮促進法特定事業者賞」を受賞し、3月6日(水)に東京都千代田区の主婦会館プラザで表彰を受けました。
<br/>
講評によると、「えこあくと2012」は、レイアウトが工夫されており、とても読み易いこと、持続可能な社会の3つの柱である「低炭素」「循環型」「自然共生」をスタイルとして項目立てることで、知の拠点としての活動を分かり易く紹介していること、「低炭素」の記載では、熊本大学のデータだけでなく、国立大学法人の中での自組織の順位がわかるようなっており、比較可能性にも配慮していることなどが高く評価されました。
<br/>
今回の受賞を受け、熊本大学は、今後とも、教職員と学生、さらには地域とも連携協力しながら、「環境モデルエコ?キャンパス」の実現に向けて尽力していきたいと考えております。
</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/daigakujouhou/shisetu/news-file/20120326-1.jpg/@@images/6e41f217-0880-452b-8edd-ec5c4d23507c.jpeg" alt="表彰式の様子" title="表彰式の様子" width="400" height="292"/>
<br/>
表彰式の様子(右側は熊本大学環境安全センター山口佳宏准教授)
</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/daigakujouhou/shisetu/news-file/20120326-2.jpg/@@images/a8e6490e-156c-4d26-9948-7fcd712b7f3c.jpeg" alt="表彰状" title="表彰状" width="400" height="283"/>
</p>
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運営基盤管理部 施設企画ユニット 施設企画チーム 企画担当
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2013-03-28 15:24:09
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子育てサポート企業として認定され『くるみんマーク』を取得しました!_澳门赌场
/daigakujouhou/katudou/danjyokyoudousankaku/gender
<![CDATA[<p>
熊本大学は、平成25年2月22日、基準適合一般事業主として認定され、『くるみんマーク』を取得しました。これは、次世代育成支援対策推進法に基づき策定、実施した一般事業主行動計画について、計画目標を達成するなど、一定の基準を満たした企業に対して、厚生労働大臣(各都道府県労働局長へ委任)が「子育てサポート企業」として認定を行うものです。
</p>
<p>
本学では、平成22?23年度の2ヶ年で、(1)育児のための勤務時間の繰り上げ?繰り下げ制度の導入、(2)年休取得計画表の作成による年次有給休暇の取得促進などの取り組みを行ったことが評価され、このたびの認定につながりました。
</p>
<p>
また、3月25日には、熊本労働局にて認定書交付式が行われ、両角光男理事(男女共同参画推進室長)が、峯作二郎熊本労働局長から、基準適合事業主認定書等を授与されました。熊本県では、8番目の認定となります。
</p>
<div class="e-responsive-table">
<table class="noborder">
<tbody>
<tr>
<td style="text-align: center;">
<img src="/daigakujouhou/katudou/danjyokyoudousankaku/index-file/kuruminmark2.jpg/@@images/6858bbcb-e5a0-471d-b64e-3c7b0894204f.jpeg" alt="認定書交付式" title="認定書交付式" width="350" height="263"/>
<br/>
認定書交付式の様子(両角光男理事は右から2番目)
</td>
<td style="text-align: center;">
<img src="/daigakujouhou/katudou/danjyokyoudousankaku/index-file/kuruminmark.jpg/@@images/f70ab3b6-bd03-4340-80ea-b7dc1bfe4691.jpeg" alt="くるみんマーク" title="くるみんマーク" width="140" height="142"/>
<br/>
くるみんマーク
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
<p>
</p>
<address>
<strong>
お問い合わせ
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<a href="/form/44">
男女共同参画推進室
</a>
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096-342-3281
</address>
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2013-03-27 12:24:22
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合言葉は、“あなたにも救える命がある”_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130321
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="KUMADAI NOW Webマガジン 熊大なう。" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130321-file/kennji_top.jpg/@@images/b07fdb36-e4eb-4c02-97e5-854e304b8068.jpeg" title="kennji_top.jpg" height="130" width="545" alt="インタビュー担当の健児くんです!よろしくお願いします。" class="image-inline"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130321-file/top.jpg/@@images/1335c285-ce01-4346-a4dc-421351e81aca.jpeg" title="top.jpg" height="361" width="545" alt="医学部附属病院心不全先端医療寄附講座 小島淳特任准教授 くまもとハートの会" class="image-inline"/></p>
<h2>市民の力で熊本地域の救命率をアップ!</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130321-file/image01.jpg/@@images/68f316b9-d01c-4a2b-a195-76cc259997f1.jpeg" style="float: right;" title="image01.jpg" height="703" width="280" alt="マラソン時、ランナー自身が気付いていない基礎疾患が重大な病態を招くことがあると語る小島先生。" class="image-inline"/> 健児くん(以下:◆):先生は循環器内科で心疾患の患者さんの診察を行いながら、どのような取り組みをなさっているのですか? <br/> 小島:臨床研究になりますが、狭心症や心筋梗塞、心肺停止などをテーマに取り組んでいます。狭心症や心筋梗塞は、動脈硬化などが原因でおこる虚血性心疾患で、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高コレステロール血症)や喫煙といったものが影響している身近な病気です。特に心筋梗塞の場合は、発作を起こしてからいかに速やかに病院に搬送できるか、それが救命に大きく影響します。しかし不幸にも心停止となった場合には、心臓マッサージ(胸骨圧迫)が1分遅れるごとに救命率が10%ずつ低下していくことが分かっていますので、わかりやすく言えば、10分間全く救命処置を行わなければまず助からないと考えていいと思います。目の前で意識をなくして倒れる人を見た場合には、その周囲にいる人たちの協力と迅速な判断が命を救う重要なカギだといえるでしょう。 <br/> ◆:僕たちでも倒れた人の命を助けることができるのですか? <br/> 小島:もちろん!倒れた人がいたら、まず119番通報、次に意識の確認をしましよう。声を掛けて反応もなく呼吸もしていないようであれば、心停止していると考えて迷わず心臓マッサージを行ってください。近くに人がいたら、急いでAEDを持って来るように指示をしてください。一刻も早く救命処置を開始する必要があります。 <br/> ◆:AEDは僕たちが使用して大丈夫なのですか? <br/> 小島:AEDは誰でも使える医療機器なんですよ。必要なときは怖がらずに電源ボタンを押してください。使い方のメッセージが流れますので、それに従えばOKです。しかし多くの方は、自ら医療行為を行うことに躊躇(ちゅうちょ)されると思います。もしも健児くんの家族が意識をなくして目の前で倒れたら、健児くんは救命処置ができますか?とりあえず病院に運べば助かると思っているかもしれませんが、いったん心停止となった人を助けるのは容易なことではありません。救命できた人を振り返ってみると、意識をなくして倒れた瞬間から、周囲の人々が(1)“119番通報”(2)“心臓マッサージやAEDの使用といった一次救命処置”(3)“救急隊への引き継ぎ”といった「救命の連鎖」を流れるように行えた場合が多いです。だから一般市民の方々は心肺蘇生法の重要性を認識して、「救命の連鎖」がスムーズに行えるように日頃から心臓マッサージやAEDの使用法などを理解し練習しておく必要がありますね。私は個人的には小学校高学年くらいからこの心肺蘇生法の実習に取り組んでもいいのではないかと思っています。実際に小学生が自分のお父さんを助けた事例もあがっています。この心肺蘇生法が広く普及すれば、市民の力で地域の救命率をアップすることは十分に可能です。 <br/> ◆:先生は「くまもとハートの会」で、心肺蘇生法の普及に取り組んでおられますね。 <br/> 小島:はい。熊本県の救命率を高めるために、応急処置や心肺蘇生法を多くの方に知ってもらおうとがんばっています。一般の講習会のほか、イベント会場などにも出向いて、人形を使った心臓マッサージやAEDを体験してもらうことが大切だと考えて活動しているんですよ。</p>
<h2>熊本城マラソンを救護でサポート</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130321-file/image02.jpg/@@images/416d83d7-4452-4861-9e12-0e3262947607.jpeg" style="float: left;" title="image02.jpg" height="820" width="280" alt="熊本大学医学部附属病院の救護チーム。" class="image-inline"/> ◆:「熊本城マラソン」では、昨年から救護活動で大会を支えておられますね。 <br/> 小島:マラソン中に突然の心停止が起きる可能性があるんです。アメリカのデータによると、最近の市民マラソンでは、10万人に2人の割合で心停止が発生しており、「東京マラソン」でも2011年までの5年間で10万人当たり2.7人に心停止が起きています。今年の「東京マラソン」でも、参加ランナーの1人が20数キロ地点で心停止になり、周りにいたランナーや応援の人たちによって救命できた事例がありましたね。「熊本城マラソン」でもその発生が懸念されました。「熊本城マラソン」では毎年数百人の医療関係者が救護にあたるわけですが、中でもAEDを担いで動き回るモバイルAED隊だけでフルマラソン参加ランナー全員を42.195kmにわたって完全に監視することは不可能です。「熊本城マラソン」では毎年3000~4000人のボランティアの方が42.195kmにわたって配置されますので、この方々に“いざという時に救命処置をやっていただくしかない”と思ったのです。それで私は「第1回熊本城マラソン」が行われる直前に開催されたボランティア研修会および陸上競技審判員研修会に赴いて、皆さんにお願いして回りました。幸いなことにこれまで行われた2大会では、当日に心停止など重篤な事例は発生しませんでした。しかし、「第1回熊本城マラソン」に参加予定であった男性2人が、大会直前のマラソン練習中に突然心停止となり病院に搬送されていましたが、「救命の連鎖」がスムーズに行われ、2人とも救命できて元気に退院されました。最近は昼夜に限らず外でランニングされている方を多く見かけますが、やはりマラソンは夜1人で練習するよりも、昼間に複数人で練習した方がいいですね。 <br/> ◆:救護の対策も大切ですが、予防が一番ですね。 <br/> 小島:さきほどお話ししたように、アメリカのマラソンのデータはあるのですが、日本で開催されたマラソンに関する循環器救急データはあまりないようです。「熊本城マラソン」に参加されるマラソンランナーの中にも少なからず心疾患を持っておられる方がいるかもしれません。そのような方がどのくらいおられて、どのような対策をされているのか興味ありませんか?それで今年からフルマラソン参加者に事前アンケートをお願いしたんですよ。そしたら約2500人の方にご協力いただきました。現在集計しているところですが、少なからず心臓の病気をお持ちのフルマラソン参加者はおられるようですね。しかし心疾患を持っておられるマラソンランナーは、日頃から自分の心臓の状態を把握されているでしょうし、主治医とも十分話し合った上での参加だと思いますので、おそらく大丈夫ではないかと思いますね。逆に“自分は心臓の病気なんかない、絶対大丈夫!”と思っている人こそ危ないかもしれません。10万人中の2人にならないように、マラソンをされる方は普段からメディカルチェックを受けておく必要がありますね。今回のアンケート結果からどのようなことが見えてくるのかとても興味があるところですが、今後の救護の対策を考える上でも貴重なデータとなります。「熊本城マラソン」は経済効果も高く、熊本市民が一体化できるとても楽しい一大イベントです。我々のデータ結果が市民の皆さんに還元でき、役立てていただければこれ以上の喜びはありません。これからも救護の一員として積極的に協力していきたいですね。</p>
<h2>全国の症例データバンクの実現を目指して</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130321-file/image03.jpg/@@images/b6a8b651-ff32-435a-ba65-d21752cf04dc.jpeg" style="float: right;" title="image03.jpg" height="554" width="271" alt="「以前、心肺停止を救命した患者さんと再会したときに、本当にうれしかった」という小島先生。" class="image-inline"/> ◆:市民の健康管理への意識を高めること、そして心肺蘇生法への理解を深めることの大切さをお伺いしましたが、これからの課題は? <br/> 小島:急性心筋梗塞症例についてのデータ登録は、現在国内でも一部の地域でしか行われておらず、全国規模で発症件数などを網羅したデータは存在しないのが現状です。つまり、日本国内で急性心筋梗塞がどのくらい発症しているのか、その正確な数字は誰にもわからないのです。そこで日本における急性心筋梗塞の実態を調査するために、全国的な症例登録を実現する必要があります。数年前より全国の循環器専門の先生方と一緒にこの大きな目標に向かって取り組みを始めています。今年の3月15日から横浜で開催される日本循環器学会でもシンポジウムを開催し、さらに突っ込んだ具体的な内容について全国の先生方とディスカッションする予定です。一方、熊本県では2004年より県内20施設の循環器専門施設の協力を得て、県内で発症した急性心筋梗塞患者の全例登録を行っています。それによると県内では急性心筋梗塞の発症が減少してきています。その理由はわかっていません。循環器専門医がしっかりと患者さんをマネジメントしているのかもしれません。一見、いいことのように思われますが、実は心臓が原因で心停止(心原性心停止)になっている症例が増加してきている事実もあるのです。急性心筋梗塞と心原性心停止を合わせると、実はその数は横ばいであるのです。この点については今後さらに詳細な検討を行いながら、行政とともに熊本県の循環器救急についてどのように取り組んでいくべきか話し合わないといけないと思っています。 <br/> <img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130321-file/image03-2-3.jpg/@@images/31342af4-d7fc-4d6c-b3d4-0c369c65fb46.jpeg" style="float: left;" title="image03-2-3.jpg" height="379" width="269" alt="心肺蘇生法のパンフレットを「くまもとハートの会」で発行。" class="image-inline"/> ◆:先生が目指す医療の在り方とは? <br/> 小島:大学病院は専門性が高いのは当たり前。さまざまな診療科目が連携して医療を行うことが理想ですが、実際は難しい面も多々あります。昔だったら「専門外だから診ることはできない」で許されていたのかもしれません。確かに医療は幅広く奥深いものですから、一人の医師が内科や外科、小児科や産婦人科など多岐にわたって診療できるようなスーパードクターはほとんどいないと思います。しかし現在はそれでは許されない時代です。内科の中でも循環器や呼吸器、神経、腎臓???などの専門領域に分かれますが、私が思うに、内科医であれば内科の専門性を保ちながら、少なくとも内科救急全般にわたる知識と技術を兼ね備えておかなければなりませんし、最近の研修医を見ていると、そのような医師像を理想としているようにも思えます。私は循環器専門医ではありますが、循環器に限らず内科領域全般にわたって色々な知識をブラッシュアップしていきたいと日々考えており、多くの診療科の先生とコンタクトをとるように心がけています。また医療にはいろんなアプローチがあるべきだと考えて、私は週に一度、地域の病院で診療を行っています。そこではお年寄りがたわいもない話をされますが、それを聞いたりすることも大切な仕事なんです。私と話をするためだけにやってこられるおばあちゃんもいるんですよ(笑)。多くのお年寄りとお話しをすると、生きるすべをたくさん知っておられてとても勉強になります。診療のスタンスは医師ひとりひとりで違うものですが、地域医療のために何ができるかという課題に向き合いながら、解決すべき問題は救急課や行政の力を借りながら研究を行う必要がありますし、その結果によっては我々も身軽に動いて多くの市民の方々に理解を求めることもあると思います。最終的に熊本県の救命率がアップするのであればそれがベストですね。 <br/> ◆:僕も心肺蘇生法を勉強して誰かの役に立てるようにがんばります。ありがとうございました。</p>
<p><br/> (2013年3月21日掲載)</p>
<div id="cke_pastebin" style="position: absolute; top: 1188.83px; width: 1px; height: 1px; overflow: hidden; left: -1000px;">引用</div>
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2013/03/21 18:07:00 GMT+9
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平成24年度留学生実地見学旅行を実施しました_澳门赌场
/kokusaikouryuu/whatsnew/studytrip2013
<![CDATA[<p>
2月19日から20日にかけて、福岡?佐賀方面への熊本大学留学生実地見学旅行を実施しました。この見学旅行は、日本の歴史?文化?風土及び日本が持つテクノロジーをはじめとした日本の現在の科学技術などを実際に体験することによって学び、日本への理解を深めるプログラムを提供するとともに、留学生同士や日本人学生との交流の場を提供することを目的として、本学で学ぶ留学生とチューターを対象に毎年企画しています。今年度は、17ヵ国の留学生98名とチューター5名が参加しました。
<br/>
初日は福岡県にある九州国立博物館や太宰府天満宮等を見学しました。九州国立博物館では、アジア諸国との文化交流を通じて旧石器時代から江戸時代にかけての日本文化がどのように形成されていったかを各時代の展示物を通して学ぶことができました。太宰府天満宮では、色とりどりに咲き始めた梅の花が春の訪れを告げており、留学生は日本の伝統的建造物と春の花が織りなす日本独特の優美な景色に感銘を受けていました。
<br/>
今回は佐賀県嬉野温泉の旅館に宿泊し、留学生は日本の宿泊スタイルや代表的な日本文化でもある温泉を体験することができました。特に温泉は初めて体験した学生も多く、全身が温まりリラックスする気持ちよさに感動している学生も多く見られました。
<br/>
二日目は、佐賀市歴史民俗館、吉野ヶ里歴史公園、大塚製薬工場を見学しました。佐賀市歴史民俗館では佐賀城下雛祭りが開催されており、雛祭りの行事を初めて知った学生や、初めてお雛様を見た学生も多く、新しい日本文化を体験することができました。吉野ヶ里歴史公園では復元された弥生時代の生活風景を通し、弥生時代の日本人がどのような家に暮らし、どのような様式で暮らしていたかを学びました。大塚製薬工場では、日本企業が取り組んでいるリサイクルの仕組みや品質管理について学び、本学留学生が日本企業について理解する良い機会となりました。熊本大学に帰着後、参加学生は今回の旅行を通して学んだことや感じたことを報告書としてまとめ、無事に旅行を終了しました。
<br/>
二日間の旅行は、本学留学生にとって日本の歴史?文化?科学技術等についての理解を深めるとともに、日頃顔を合わせることが少ない他部局留学生との親交を持つ良い機会となり、次回の開催を心待ちにしているという留学生の声も聞かれました。
</p>
<p style="text-align: center">
<img src="/kokusaikouryuu/whatsnew-file/studytrip2013.jpg/@@images/78beae10-daf5-45cb-bd46-1c22a7a08c9e.jpeg" alt="集合写真" title="集合写真" width="540" height="320"/>
</p>
<p>
</p>
<address>
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2013-03-11 13:17:33
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国立六大学で包括連携協定を締結しました_澳门赌场
/whatsnew/koho/2012/20130306
<![CDATA[<p>
3月6日、千葉大学?新潟大学?金沢大学?岡山大学?長崎大学?熊本大学の国立六大学は、包括連携協定を締結しました。
<br/>
本協定により、国立六大学が緊密かつ強固に連携し合うことによって、世界的水準の独創的な研究拠点の創出、グローバル社会でリーダーとなる人材の育成、地域社会への貢献、国際的活動の推進を図ります。
</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/whatsnew/koho/koho_file/2012/20130306-1.jpg/@@images/870dd673-28a5-4f42-a079-95837099037a.jpeg" alt="包括連携協定調印式" title="20130306-1.jpg" width="400" height="266"/>
</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/whatsnew/koho/koho_file/2012/20130306-2.jpg/@@images/09fccfdd-1319-4ee2-8d60-7c527ac1601d.jpeg" alt="包括連携協定調印式" title="20130306-2.jpg" width="400" height="265"/>
</p>
<p>
</p>
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2013-03-08 10:11:14
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-
田中正造に学び、“真の文明”を築くために_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250306
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="WEBマガジン熊大なう。" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250306-file/kennji_top.jpg/@@images/a48894b3-f701-4db3-bb49-c94b921d3974.jpeg" title="kennji_top.jpg" height="130" width="545" alt="インタビュー担当の健児くん!" class="image-inline"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250306-file/top.jpg/@@images/1cc987f3-7878-4077-b913-d3971b13c316.jpeg" title="top.jpg" height="361" width="545" alt="文学部歴史学科世界システム史学コース 小松祐教授" class="image-inline"/></p>
<h2>歴史は、強者の視点で描かれている</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250306-file/image01.jpg/@@images/16b1be58-b5bc-4156-b1f6-633fe3bd3a82.jpeg" style="float: right;" title="image01.jpg" height="726" width="280" alt="何らかの形で自分を表現する仕事に就きたいと研究者の道を選んだ。" class="image-inline"/> 健児くん(以下:◆):先生が、日本近代思想史を専門分野に選んだきっかけとは何ですか? <br/> 小松:大学に入学したばかりの頃は古代史に興味があって、邪馬台国の研究をしたいと思っていたんですよ。専門課程へ進んだときに出会ったのが“民衆思想史の三羽ガラス”と称された鹿野政直先生。自分の論文をベースに講義する教授が多い中で、学生と一緒になって研究を進めていく鹿野先生の講義はおもしろかったですね。そこで女性史や沖縄の歴史など、抑圧された「弱者」の姿に初めて向き合うことになるのですが、“歴史は強者の視点から書き残されている、だから「された側」の視点が重要である”ことを知りました。それは日本近代思想史との衝撃的な出合いでしたね。 <br/> ◆:支配者や権力者などの強者側の歴史に対して、「弱者」から見た史実はとても辛く苦しいものでは? <br/> 小松:たとえば東日本大震災は、自然災害の“被災者”に加えて福島第一原子力発電所の事故による“被害者”という「弱者」を生み出しました。人間は近代文明という名の下に、多くの「いのち」を犠牲にしてきたんですよ。今から約100年前に、田中正造は、「真の文明は 山を荒らさず 川を荒らさず 村を破らず 人を殺さざるべし」という言葉を残しています。今こそ私たちは、田中正造の言葉を真摯に受け止めなければなりません。明治以降、私たち日本人は、山を荒らし、川を荒らし、村を破り、人を殺してしまうような文明を築いてきたことに気付き、新しい文明を構想することが大切なんです。</p>
<h2>人間は、何度同じことを繰り返すのか?</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250306-file/image02.jpg/@@images/fc1f8e86-150f-48ec-bff8-01e2f0077f1e.jpeg" style="float: left;" title="image02.jpg" height="850" width="280" alt="今に残る足尾銅山一体の風景。" class="image-inline"/> ◆:田中正造ってどういう人なのですか? <br/> 小松:思想家であり、政治家として衆議院議員選挙に6期連続で当選し、“選挙の神様”と呼ばれたほどです。足尾銅山鉱毒事件(*)を告発し、被害者救済に一生を捧げた人物でした。 <br/> ◆:鉱毒とは、鉱山から流出した毒素のことですね。地下水などにも影響を与えるのでは? <br/> 小松:水は万物の生命線ですから、その影響は計りしれません。福島第一原子力発電所の事故も川や海の水の汚染が大きな問題となっていますし、熊本には工場廃液による海洋汚染を引き起こしたチッソ水俣病事件という歴史があります。しかし、三者の共通点は水質汚染だけではないんですよ。足尾銅山鉱毒事件では「今後、被害の原因が足尾銅山にあることがわかったとしても一切不服を申し立てません」という“永久示談契約”を結ばされたり、水俣病問題でも同じような内容の「見舞金契約」を結ばされたりしました。東京電力も被害者に同じような契約を押し付けようとしたんですよ。 <br/> ◆:強者と「弱者」の構図は、現代も何も変わらないということですね。 <br/> 小松:そうですね、何度同じことを繰り返すのか?歴史は何のためにあるのか?と、愕然としました。「俺は今まで何をしてきたんだろう!?」と思いながら、“3.11”後の日本社会のありようを考えてみると、脱原発運動や被災者支援についても、田中正造の思想の中にその答えがあるんです。田中正造は、自然との共生を願い、「自然公共の大益」という言葉も残しています。自然がもたらす恵みは、誰もが得ることができる公共の利益なので、それを無駄にしてはならないということですね。太陽光はあらゆる生物を育み、エネルギーをも供給できる。現在の言葉にすればグリーン?イノベーションの時代だと、100年も前に田中正造は、語っているんですよ。 <br/> <br/> *足尾銅山鉱毒事件???足尾銅山(栃木県上都賀郡)から流出する鉱毒が、渡良瀬川沿岸の農漁業に大きな被害を与えた。近代日本の公害の原点といわれている。</p>
<h2 class="indent">学問は、人を救うためにある</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250306-file/image03.jpg/@@images/55b7e59a-06a3-4ce4-99b9-cc28e89a73a3.jpeg" style="float: right;" title="image03.jpg" height="738" width="271" alt="小松研究室で「歴史公園 鞠知城」へ旅行したときの1枚。" class="image-inline"/> ◆:“真の文明”とは、自然と共存しながら、誰もが幸せに暮らすことが大前提ですね。 <br/> 小松:大学で1年生に向けた「21世紀市民学入門」という授業のコーディネーターをしていますが、学生の皆さんには、自分のことだけでなく人のことも考えながら、“公共善”の実現を意識した“21世紀市民”になってほしいですね。また、自分が将来やりたいことをしっかり考えて、実現するために進んでいってほしい。最近、私はよく考えるんですよ、「天から与えられた自分の使命はなんだろう?」って。一つは、田中正造の思想を世界の人々に広く知ってもらうこと。もう一つは、水俣でがんばっている胎児性患者さんたちのことを発信していくことではないかと考えています。生まれながらに重い十字架を背負わされて、運命に翻弄されてきた人々には、与えられた「いのち」を生きぬく強さがあるんですよ。水俣には希望がある。胎児性患者の皆さんは、“真の文明”を築くフロントランナーです。もっともっと多くの人に“水俣学”(*)を伝え、同じようにハンセン病患者の皆さんのことも広く伝えて行きたいですね。足尾鉱毒や水俣病、ハンセン病などの問題は、どれもまだ終わっていない。問題は今も続いているんです。田中正造は「学問は人を救うためにある」と言っています。私もその言葉を胸に、研究を続けて行きたいですね。 <br/> ◆:僕も誰かの力になれるような“21世紀市民”を目指します。ありがとうございました。 <br/> <br/> *水俣学???水俣病研究の第一人者?(故)原田正純さんにより提唱(開講)された学問(講義)で、現場(被害者)に学びながら公害?水俣病問題と地域社会の未来を構想する総合的研究。</p>
<p>(2013年3月6日掲載)</p>
<p/>
<p/>
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2013/03/06 10:57:00 GMT+9
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-
「発生医学の共同研究拠点」に関するWEBアンケートにご協力ください_澳门赌场
/whatsnew/seimei-sentankenkyu/20130301
<![CDATA[<p>
発生医学研究所では「発生医学の共同研究拠点」に関するWEBアンケートへのご協力をお願いしております。
<br/>
研究に携わる多くの皆様から幅広いご意見を承っております。
</p>
<ul>
<li class="arrow">
<a href="http://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/topics/kyodo2013mar.html">
詳細はこちら(発生医学研究所サイト)
</a>
</li>
</ul>
<p>
</p>
<p>
</p>
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<strong>
お問い合わせ
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<br/>
発生医学研究所
<br/>
096-373-6637
<br/>
imeg@※(迷惑メール対策のため、メールアドレスのkumamoto-u.ac.jpを※に置き換えております)
</address>
<p>
</p>
]]>
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2013-03-01 17:32:58
ページ
-
先進マグネシウム国際研究センター長の河村能人教授が「第10回本多フロンティア賞」を受賞_澳门赌场
/whatsnew/koho/2012/20130226
<![CDATA[<div class="right" style="text-align: center">
<img src="/whatsnew/koho/koho_file/2012/20121221-kawamura.jpg/@@images/3597a69c-b02c-42aa-b95d-662ba1d81c82.jpeg" alt="20121221-kawamura.jpg" title="20121221-kawamura.jpg"/>
<br/>
<strong>
先進マグネシウム国際研究センター長
<br/>
河村能人教授
</strong>
</div>
<p>
<br/>
先進マグネシウム国際研究センターの河村能人センター長が、第10回本多フロンティア賞を受賞することとなりました。
<br/>
同賞は、公益財団法人本多記念会が材料科学分野で学術面あるいは技術面において画期的な発見又は発明を行った研究者に贈る賞で、河村センター長が画期的な力学特性と耐食性のあるマグネシウム合金(
<em>
KUMADAI
</em>
耐熱マグネシウム合金)を開発したとして選ばれたものです。
<br/>
同財団は、世界的な金属学者であり、恩賜賞、学士院賞、文化勲章等を受賞するとともに東北大学長を務めた本多光太郎博士の功績を記念し創設された記念財団であり、贈呈式は5月31日に東京の学士会館で行われます。
</p>
<p>
</p>
<p>
関係機関リンク:
</p>
<ul>
<li>
<a href="http://hondakinenkai.or.jp/">
公益財団法人 本多記念会
</a>
</li>
<li>
<a href="http://www.mrc.kumamoto-u.ac.jp/">
熊本大学先進マグネシウム国際研究センター
</a>
</li>
</ul>
<p>
</p>
<address>
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2013-02-26 13:05:52
ページ
-
「熊大歌留多読み札」コンクール表彰式を行いました_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/t250222
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="WEBマガジン熊大なう。" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/></p>
<h2>本日、熊本大学にて <br/> 「熊大歌留多読み札」コンクール表彰式が行われました</h2>
<p>昨年10月に「熊大の魅力」を広く学内外に知っていただくことを目的として「熊大歌留多読み札」を募集。本学の児童?生徒、学生、職員から2,958作品が集まり、審査の結果、最優秀賞1作品、優秀賞5作品、入賞25作品、審査委員会特別賞17作品を決定し、表彰を行いました。</p>
<p>受賞作品には、五高記念館、赤門、蕃滋園など本学の歴史?伝統のみならず、熊大マグネシウム、パルスパワーなどの世界最先端の研究、紫熊祭、阿蘇遠歩など学生が主体として行う行事、食堂、アゴラなどのキャンパス風景、また、合唱や楓の木など附属学校の行事等々、幅広い本学の活動が盛り込まれています。</p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/index-file/t250222.jpg/@@images/32676003-f77e-4f91-9f29-89b5a686388b.jpeg" title="t250222.jpg" height="349" width="545" alt="表彰式後の学長を囲んで記念撮影" class="image-inline"/></p>
<div class="box_caution" align="left">【最優秀賞(1作品)】 <br/> 漱石(そうせき)も 八雲(やくも)も君(きみ)も 誇(ほこ)りなり</div>
<div class="box_advice">【優秀賞(5作品)】 <br/> 赤門(あかもん)を くぐりて今日(きょう)も 志(し)を極(きわ)む <br/> 偉人(いじん)の小径(こみち) サインカーブに 紅葉(もみじ)降(ふ)る <br/> 軽(かる)いぞ 強(つよ)いぞ 熊大(くまだい)マグネシウム <br/> 草(くさ)萌(も)ゆる 武夫原頭(ぶふげんとう)に 集(つど)う友(とも) <br/> 生命(せいめい)の 未来(みらい)を紡(つむ)ぐ 発生研(はっせいけん)</div>
<p>※ 入賞及び審査委員会特別賞作品は別添の <a href="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/index-file/t250222-file.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer"> ファイル </a> (PDF 274)をご覧ください。</p>
<p/>
<p>(2013年2月22日掲載)</p>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部 広報戦略ユニット </a> <br/> 096-342-3122</address>]]>
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2013/02/25 10:07:00 GMT+9
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第2回熊本城マラソンで本学学生が準優勝!_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/t250218
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="Webマガジン熊大なう。" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/index-file/t250218-1.jpg/@@images/6c99c96f-761f-4d16-9229-78f2fd8ff65a.jpeg" style="float: left;" title="t250218-1.jpg" height="273" width="300" alt="ゴールする平野さん" class="image-inline"/>平成25年2月17日(日)に開催された第2回熊本城マラソン?歴史めぐりフルマラソンで理学部3年(理学科生物学コース)の平野隆之さんが2位に入賞しました。</p>
<p>?平野さんは第1回大会も5位に入賞しており、「年末にケガで走れない期間もあったが、自分の走りに集中し、我慢し続けて一つ一つ順位を上げていきたい」と今回の第2回大会へ挑戦。2時間21分00秒(速報値)でベストタイムを更新し、去年を上回る好成績を残しました。</p>
<p/>
<p/>
<p>(2013年2月18日掲載)</p>
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2013/02/18 14:50:00 GMT+9
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-
熊本大学の代表的な歴史的建造物の内観をGoogleマップのストリートビューで公開_澳门赌场
/whatsnew/koho/2012/street_view
<![CDATA[<p>
熊本大学の代表的な歴史的建造物の内観を、Googleマップのストリートビューで、インターネット上から見ることができるようになりました。その場にいるかのように360度のパノラマ写真でご覧いただけます。
</p>
<p style="text-align: center;">
詳細は
<a href="/daigakujouhou/gaiyo/rekishimap">
こちら(歴史散策マップ)
</a>
<br/>
<a href="/daigakujouhou/gaiyo/rekishimap">
<img src="/whatsnew/koho/koho_file/2012/street_view.jpg/@@images/04238a2a-fce3-4b12-ac66-b4d38831fe3f.jpeg" alt="street_view.jpg" title="street_view.jpg" width="214" height="400"/>
</a>
</p>
<ul>
<li class="arrow">
<a href="http://www.google.com/intl/ja/help/maps/streetview/learn/using-street-view.html">
ストリートビューの使い方はこちら
</a>
</li>
</ul>
<p>
</p>
<address>
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<p>
</p>
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2013-02-07 11:22:04
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教育学部で『附属幼稚園ねんど教室「おひなさま」』が行われました_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/t250206
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="now-short.jpg" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/index-file/t250206-1.jpg/@@images/640eaceb-9493-439b-ba95-0d2910b5a9ab.jpeg" title="t250206-1.jpg" height="373" width="545" alt="附属幼稚園年長組「ねんど教室『おひなさま』」" class="image-inline"/></p>
<p>本日2月6日(水)に本学教育学部東棟1-C教室で、教育学部附属幼稚園の年長組(ふじ組?きく組)の園児47名を迎えて、『ねんど教室「おひなさま」』が行われました。 <br/> <br/> <img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/index-file/t250206-2.jpg/@@images/4e97731b-2d57-4ed0-b5f7-6898d2014a2e.jpeg" title="t250206-2.jpg" height="204" width="300" alt="楽しく取り組む園児たち" class="image-inline"/> 教育学部美術科の緒方信行准教授と学部生、大学院生がねんど教室の先生として園児たちを熱心に指導。園児たちも「がんばるぞー!」と楽しげな雰囲気でねんど工作に取り組みました。1時間ほどで47名全員がお内裏様とお雛様を完成させることができ、充実した表情を浮かべていました。 <img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/index-file/t250206-3.jpg/@@images/ad9d9c31-c178-494f-b878-86d0d1020e4e.jpeg" title="t250206-3.jpg" width="270" alt="t250206-3.jpg" height="184" class="image-inline"/></p>
<p/>
<p>完成した作品は2週間ほど時間をかけてゆっくり乾燥させた後、教育学部の窯で素焼きにし、3月上旬に附属幼稚園に渡される予定です。作品にはそれぞれ園児たちの名前が入れてあり、「出来上がるのがとても楽しみ!」と目を輝かせていました。</p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/index-file/t250206-4.jpg/@@images/a25b67b2-0aef-4423-9c8c-92c12c9c1f36.jpeg" title="t250206-4.jpg" height="371" width="545" alt="おひなさま完成品" class="image-inline"/></p>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p>(2013年2月6日掲載)</p>
<p/>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部 広報戦略ユニット </a> <br/> 096-342-3122</address>]]>
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2013-02-06 17:39:00
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ワクワク!心躍る瞬間が、研究者の特権_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250206
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="WEBマガジン熊大なう。" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250206-file/kennji_top.jpg/@@images/9f88a7a7-b030-4aa9-882b-1a9618eed2c5.jpeg" title="kennji_top.jpg" height="130" width="545" alt="インタビュー担当の健児くん!" class="image-inline"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250206-file/top.jpg/@@images/b256ef4d-7682-4baf-bece-ee7e2d8c99df.jpeg" title="top.jpg" height="361" width="545" alt="発生医学研究所 粂和彦准教授" class="image-inline"/></p>
<h2>睡眠メカニズムの解明に向けて</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250206-file/image01.jpg/@@images/86f7b3d7-f30a-44fa-80b8-7ac340fcba25.jpeg" style="float: right;" title="image01.jpg" height="726" width="280" alt="「研究は、とにかく楽しい!」と語る粂先生" class="image-inline"/> 健児くん(以下:◆):先生は睡眠に関する研究をなさっていますが、なぜショウジョウバエを使って研究しているんですか? <br/> 粂:ショウジョウバエは、10日で卵から成虫になるライフサイクルの短い生物で、育てやすいこと。そして100年以上前から遺伝学の研究に使われていて、2000年には <a href="#genome"> ゲノム解読(*) </a> が終了しているんです。 遺伝子の突然変異もたくさん知られていて、一つの遺伝子が変わるだけで、目や体の色が違ったり、羽の形が変わったりするので、優れたモデル生物なんです。 <br/> ◆:どうして睡眠を研究テーマに選んだのですか? <br/> 粂:最初は、がん遺伝子に興味があり、大学院では、がん遺伝子を研究するラボに入り、細胞周期と分裂の仕組みについて調べていました。その後、留学をした時に、私たちの体内にある“生物時計”の研究を始めました。その24時間周期の“生物時計”が支配する行動で、最も重要なものが睡眠なんです。 <br/> ◆:睡眠が体のリズムに深く関わっているのは、そのためなんですね。 <br/> 粂:そうですね。生物時計の研究の発展を考える中で、人の本能行動なのに研究が進んでいない睡眠という分野に着目しました。ハエは1日の約70%は寝ているんですが、研究室にたくさん飼われてたハエの中で、あまり寝ないハエを偶然発見したんです。「もしや、ハエの不眠症!?」と思い、研究すれば人間の睡眠メカニズムの解明にもつながるのではないかと、ワクワクしましたね。 <br/> <br/> <a name="genome"/> *ゲノム解読???生体の遺伝子情報の配列をすべて読み取り、明らかにすること</p>
<h2>世界初!“不眠遺伝子”の発見</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250206-file/image02.jpg/@@images/4d26612b-9d5a-40c5-95da-2b5bbbf2cec4.jpeg" style="float: left;" title="image02.jpg" height="810" width="280" alt="ショウジョウバエの活動度計測器" class="image-inline"/> ◆:そして、ハエが眠らない原因である“不眠遺伝子”を世界で初めて特定したんですね。 <br/> 粂: 「fumin(フミン=不眠)」と名付けたそのハエは、外見に変化はないものの、ある遺伝子に変異があることを見つけました。脳では神経細胞(ニューロン)同士の間で情報をやりとりするために神経伝達物質が使われます。その一つであるドーパミンは目を覚ますときに作用する物質です。そのドーパミンの放出量を少なく調整している遺伝子の働きが欠損しているから、フミンは眠らないことが分かったんです。要するにドーパミンが多量に放出されて、覚醒作用が強くなって、眠れなくなってしまうんですね。つまり、ハエもヒトと同じようにドーパミンを覚醒制御に用いていることがわかったんです。現在では、ドーパミンが記憶に大切な働きをしていることも明らかにされてきました。 <br/> ◆:では、ハエもいろんなことを覚えているんですか? <br/> 粂:そうですね、例えばおいしい匂いが漂うけれど、壁に触れると感電する実験器具に誘導すると、一度痛い目に遭えばその匂いには近づかなくなります。ドーパミンは、「うれしい」「快い」あるいは、「とても辛い」などの強い感情(情動)を感じたときにたくさん放出されるので、感情的な出来事に対する記憶を強く残します。みんなが、うれしいことや、とても悲しかったことをよく覚えているのは、そういう訳なんです。 <br/> ◆:目を覚ますことと記憶を強く残すことが、同じニューロンの作用なのですか? <br/> 粂:最初は、私たちも同じニューロンの働きだと思っていました。ところが、ハエには約200個のドーパミンを放出するニューロンがありますが、そのうちの数個ほどが、目を覚ますために作用することが分かりました。また、記憶するために働くニューロンを刺激しても、目を覚まさないことも明らかになったんです。つまり、睡眠と記憶がそれぞれ別の神経回路で制御されていることがわかりました。その結果、眠っている状態でも学習できる可能性が出てきたんです。人間でも、睡眠中に脳へ情報を届ける入力方法が開発されれば、睡眠学習が実現できる。未来は、みんな眠りながら勉強しているかもしれませんよ。</p>
<h2>研究は自分のため、医療は社会のため</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250206-file/image03.jpg/@@images/59adc9f5-8520-4c03-b59f-4e5fa19f8faa.jpeg" style="float: right;" title="image03.jpg" height="738" width="271" alt="診療中の粂先生" class="image-inline"/> ◆:先生は、病院で睡眠障害の診療もなさっていますね。研究者である一方で、医師として臨床の現場に立つのはなぜですか? <br/> 粂:熊本に来た当時、睡眠の専門医が一人もいなかったので、少しでも役に立ちたいと思い診療に携わるようになりました。基礎医学研究をして行く上では、社会の現実を知ることや第一線の医療を見ることが必要だと思っています。また、私自身が自分の人生を楽しんで生きるために、そして研究者として広い視点を持つためにも大切なことなんです。研究は自分のため、そして医療は社会のため。週に半日だけでも社会貢献できる意義は大きいですね。 <br/> ◆:先生は、大学院社会文化科学研究科で倫理学も教えておられますが、研究者と医師、それぞれの立場では価値観も違ってくるのでは? <br/> 粂:例えば、研究の判断基準は「正しいか、正しくないか」であり、医療における社会的価値観は「善(よ)いか、悪いか」。科学で正しいことが、常に道徳的に善いとは限りません。「科学は社会に何ができるのか?」を考えて提案するのが倫理学の役目だと考えています。たとえば、不老不死を目指すのは人間の性ですが、「本当にそれでいいの?」と皆で考えたり、話題のiPS細胞などを使った再生医療についても、科学と社会の関係から考えていきたいですね。 <br/> ◆:先生にとって研究の醍醐味とは? <br/> 粂:研究の中で得たデータや結果は、自分だけのもの。最先端のことを、世界で自分だけしか知らない瞬間があるんです。 そのワクワク感は研究者ならではの特権ですね。そして、小さなデータから大きな発見が生まれる可能性こそ、最大の魅力なんですよ。 <br/> ◆:心躍る瞬間を探しているのですね。僕も研究してみたくなりました。</p>
<p>(2013年2月6日掲載)</p>
<p><em> <strong> <span class="fontL"> information </span> </strong> </em></p>
<ul>
<li class="arrow"><strong> 「睡眠障害相談室」のホームページはこちら </strong> <br/> 発生医学研究所 粂 和彦准教授が運営する“眠りの悩み”の相談室サイトです。睡眠に関する基礎知識から眠りの悩みに対するアドバイスまで、分かりやすく解説。「眠れない」「眠たくて困る」など悩む前に、チェックしてみよう。 <br/> <a href="http://sleepclinic.jp/"> http://sleepclinic.jp/ </a></li>
</ul>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部 広報戦略ユニット </a> <br/> 096-342-3122</address>]]>
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研究
2013/02/06 15:13:00 GMT+9
ページ
-
「熊本大学60年史 部局史編」をリポジトリで公開しています_澳门赌场
/whatsnew/koho/2012/20130124
<![CDATA[<p>
この度、昨年10月に刊行した『熊本大学60年史 部局史編』の「熊本大学学術リポジトリ」での公開を開始いたしました。
<br/>
より多くの方々に熊本大学の歴史を知っていただく機会になりましたら幸いです。
</p>
<ul>
<li class="arrow">
<a href="http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/citation-home?citation_id=201">
熊本大学六十年史
</a>
(熊本大学学術リポジトリ)
</li>
</ul>
<p style="text-align: center;">
<a class="noicon" href="http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/citation-item-list?citationvolno_id=383065">
<img src="/whatsnew/koho/koho_file/2012/60nenshi.jpg/@@images/b70f4043-80e8-4c58-a0c5-5a4f5ea7e3f1.jpeg" alt="熊本大学六十年史 部局編" title="60nenshi.jpg" width="400" height="255"/>
</a>
</p>
<address>
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
熊本大学60年史編纂室
<br/>
096-342-3951
</address>
<p>
</p>
]]>
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研究
2013-02-01 16:20:10
ページ
-
本学卒業生の浜名理香さんが第54回熊日文学賞を受賞しました_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/t250201
<![CDATA[<p>
<img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="now-short.jpg" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/>
</p>
<p>
本学文学部卒業生の浜名理香さんが歌集「流流」(りゅうる)で第54回熊日文学賞を受賞しました。
</p>
<p>
熊日文学賞は県内に在住する方の歌集や句集、小説など(2011年12月~2012年11月刊行分)が対象。2月27日にはホテル日航熊本で授賞式が行われます。
</p>
<ul>
<li class="arrow">
<a href="http://kumanichi.com/news/local/main/20130131006.shtml">
くまにちコム掲載記事はこちら
</a>
</li>
</ul>
<p>
</p>
<p>
(2013年2月1日掲載)
</p>
<address>
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
<a href="/form/14">
マーケティング推進部 広報戦略ユニット
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096-342-3122
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2013-02-01 13:41:02
ページ
-
信念を胸に、世界チャンピオン目指して_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130123
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="now-short.jpg" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130123_file/image_01.jpg/@@images/4b5dade6-96ea-4202-94f8-30963f44681a.jpeg" title="image_01.jpg" width="545" alt="image_01.jpg" height="342" class="image-inline"/></p>
<h2>自分自身との戦いに勝つ</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130123_file/image_002.jpg/@@images/fe48f5ba-4cf0-426a-a00c-594312fdbdd2.jpeg" style="float: right;" title="image_002.jpg" height="746" width="280" alt="image_002.jpg" class="image-inline"/> 「熊大にプロの女性キックボクサーがいる!」と聞いて、訪れたのは神風塾本部(熊本市南区)。広いジムの中で、熊本大学教育学部生涯スポーツ福祉課程1年?千代森 莉央さんが、黙々とシャドーボクシングを続けていました。見えない敵に向かって闘いを挑むように激しくパンチとキックを繰り出す姿は、まさに格闘家。「鏡の向こうに仮想の敵がいるというよりも、敵は自分自身です」と千代森さんは語ります。 <br/> 千代森さんがキックボクシングを始めたのは高校1年の頃。母の薦めで友人と一緒にジムに入塾しました。「最初は、ダイエットが目的で始めたんですよ」と笑う千代森さんは、ごく普通の女の子。幼い頃にはクラシックバレエを習い、中学時代にはバスケットボールに夢中で、プロのボクサーになろうなんて夢にも思っていませんでした。 <br/> 千代森さんにとって転機は、高校1年の秋に観戦した女子キックボクシングのプロの試合。「生のキックボクシングを目の当たりにして、衝撃を受けたんです。パンチやキックの音とその迫力!そのときに、私もプロのリングに立ちたいと思い、プロ養成コースへの転向を決めました。それからはただひたすら、1日も欠かさず毎日練習しています」。 <br/> 柔軟体操から始まり、縄跳び?シャドーボクシング?サンドバッグ?ミット打ちなど、練習時間は毎日2~3時間。ジムの休日には、大学周辺のロードワークで汗を流します。「きつい練習を続けることは自分との闘い。試合に出るからには絶対勝ちたい!それには、自分自身に勝つことが第一歩なんです」と、千代森さんの力強い言葉がジムに響きます。</p>
<h2>腫れ上がった顔、完全な自分自身への敗北感</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130123_file/image_003.jpg/@@images/b9b9810e-9302-44c1-9b73-30dbf7a53685.jpeg" style="float: left;" title="image_003.jpg" height="999" width="280" alt="image_003.jpg" class="image-inline"/> 入塾から約3カ月、千代森さんはアマチュア選手として、初めての試合を迎えました。得意技は、クラシックバレエで鍛えたしなやかな体から繰り出す前蹴りとかかと落とし。リングに立った千代森さんは、伸びのあるジャブや強烈なキックを放ち、見事初勝利を納めました。しかし「リングに立っていた時間は、たったの2分なのに、終わった時のきつさはトレーニングとは比べ物にならないくらい、半端なかったですね」と、試合に勝ったことよりもその厳しさを知りました。しかし、厳しさを体験したことで「自分が目指しているプロの世界が垣間見えた気がしました。」と、さらにキックボクシングにのめり込んでいったのです。 <br/> プロを目指すトレーニングは、当然厳しさを増します。通常のトレーニングに加わるのが“部位鍛錬”。打たれ強く堅い筋肉を作るために、先輩に腹部や足を蹴ってもらい鍛える訓練です。泣きながら向かっていくその根性は、並大抵ではありません。「アマチュアの試合は、ある種の自己満足。自分が試合に出ることで満足できるんですけど、プロの試合は違います。結果を残すのがプロ。厳しくて当たり前なんです」。 <br/> そして、最初の関門はプロテスト。ちょうど高校のクラスマッチと重なってしまったものの、プロテスト前とあってクラスマッチへの参加を休ませてもらうなど、級友たちも全面的にバックアップ!極限の緊張の中で筆記試験を受け、次は実技試験。「体が重い。ディフェンスは?攻撃は?」脳裏をそんな思いがよぎるたびに、不安が募り、試験が終わると泣いてしまったほどです。「どうか合格していますように―」千代森さんや周囲の人々の祈りが現実のものとなり、見事合格。いよいよ舞台はプロのリングへと移ります。 <br/> デビュー戦は2010年12月に行われた「火の国最強伝説 LEGEND 1」。観客でいっぱいに埋め尽くされた益城町総合体育館メインアリーナで、 “神風莉央”が誕生しました。対戦相手は、当時女子キックボクシング「J-GIRLS」バンタム級6位の谷村郁江選手。善戦するものの、3-0で判定負け。「熊本のみんなの前で堅くなってしまい、日頃の力を発揮することができなかった」その思いを引きずるかのように、2戦、3戦も判定負けに喫しました。特に3戦では、人相が変わってしまうほど顔が腫れ上がり、敗北感に打ちひしがれてしまったのです。</p>
<h2>キックボクサーは武道家であれ</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130123_file/image_004.jpg/@@images/d3084794-e48e-48a5-9f1f-75e6626ab394.jpeg" style="float: right;" title="image_004.jpg" height="850" width="271" alt="image_004.jpg" class="image-inline"/> 「アマチュアでは攻撃さえすれば勝てたけれど、プロには戦略が必要」―。千代森さんは、試合を重ねるたびにさまざまな気付きを得ていきました。「私の課題は、精神力。自分に情けない思いが積み重なり、自分が変わるしかない!と思ったんです。それには練習しかない」と、ただトレーニングに没頭する毎日でした。 <br/> そんなときにシュートボクシング(*)に挑戦しないかという声が掛り、試合に出場。“シュートボクシングの女王”と称される高橋藍選手を相手に好戦し、次の試合では「J-GIRLS U-15」ミニフライ級王者?聖☆羅選手を相手にバックドロップを炸裂し、“シュート”初勝利を手にしました。 “神風莉央”は、現在SB女子バンタム級3位の押しも押されぬプロファイターへと成長したのです。 <br/> 千代森さんは今、トレーニングの傍らでキッズボクシングの指導も行っています。子どもたちの表情は真剣そのもの。“莉央先生”の厳しい声に触発されるかのように、ミットへキックを叩きこんでいきます。「子どもたちに一番厳しいのは礼儀ですね。キックボクシングに限らず、勉強やつらいことが起きた時に、耐えて乗り越える力を付けてほしい。“一生懸命”が大切だと信じて、指導しています」。 <br/> 「キックボクサーは武道家であれ」が、神風塾の教えです。「自分の信念を持ち、 “一生懸命”最善を尽くすことが使命」―それは人生の指針ともいえるでしょう。「チャンピオンになる」という目的に向かい、千代森さんは着実に前へ進んでいます。 <br/> *シュートボクシング???キックボクシングの技に加え、投げ技や立ち関節技が認められている立ち技の格闘技。</p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2012/p130123_file/image_004_2.jpg/@@images/7d58f7ec-42c8-415e-94b9-f376a58d7fc9.jpeg" title="image_004_2.jpg" width="290" alt="image_004_2.jpg" height="298" class="image-inline"/></p>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p>(2013年1月23日掲載)</p>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部 広報戦略ユニット </a> <br/> 096-342-3122</address>]]>
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2013/01/23 16:16:00 GMT+9
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-
人を育て、助けるインターフェース開発_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250116
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="WEBマガジン熊大なう。" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250116-file/kennji.jpg/@@images/2463b049-cbc2-4a73-af0a-221214571980.jpeg" title="kennji.jpg" height="130" width="545" alt="インタビュー担当の健児くん!" class="image-inline"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250116-file/top.jpg/@@images/22ef6833-21d9-4961-ad35-2837ccf89cc3.jpeg" title="top.jpg" height="361" width="545" alt="情報電気電子工学専攻 宇佐川毅教授" class="image-inline"/></p>
<h2>人と機械をつなぐ</h2>
<p/>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250116-file/image01.jpg/@@images/e3ec2ac4-a3b1-4bc0-a9bc-9b5300f792ca.jpeg" style="float: right;" title="image01.jpg" height="734" width="280" alt="音響情報処理の研究でインドネシアに招へいされ、海外で共同研究する面白さを知った" class="image-inline"/> 健児くん(以下:◆):先生はなぜ、音響に関する研究者の道を選んだのですか? <br/> 宇佐川:私にとって原風景といえば、子どもの頃、ちょうどテレビが真空管から半導体に代わる時代で,いらなくなったテレビなどからいろいろな部品を集めて、オーディオアンプを作っていましたね。それが高じて現在は、音響情報処理を中心に、人とコンピューターのよりよいコミュニケーションを実現するための研究を行っています。 <br/> ◆:人とコンピューターのコミュニケーションとは? <br/> 宇佐川:例えば、補聴器を使用するときに自分の声や手元の音まで大きくなり相手の声が聞き取り難かったり、補聴器自体のハウリングなどに悩む人も多いのですが、そうした不調をコンピューターが制御して、人の持つ情報処理能力を補助することなどを指します。そのほか、人の聴覚の特性を解明して人をより深く理解するための研究もテーマの一つですね。人とその周囲にあるさまざまな機械の間のコミュニケーション手段や装置、ソフトウェアなどが“ヒューマンインターフェース”。よりよい手段を構築し、誰にとってもやさしいユニバーサルデザイン化を推進することが目的です。 <br/> ◆:なるほど、私たち皆の暮らしに関連する研究なのですね。 <br/> 宇佐川:人の聴覚は、耳たぶの形によってもその聞こえ方が変わります。補聴器に学習機能があれば、利用者ごとに最適な“聞こえ”を機械が学習し、よりよい性能を発揮することができる。人が持つ特性を知り、うまく応用していくことがヒューマンインターフェースのカギですね。</p>
<h2>eラーニングでアジアを教育支援</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250116-file/image02.jpg/@@images/78f3612f-0aa2-4107-ba71-99fe4f7bafe7.jpeg" style="float: left;" title="image02.jpg" height="655" width="280" alt="「インドネシア・スラバヤ工科大学情報技術高等人材育成計画」プロジェクトのひとコマ。" class="image-inline"/> ◆:インターネットを活用するeラーニングの専門家の養成にも取り組んでおられますね。 <br/> 宇佐川: 大学院社会文化科学研究科の教授システム学でeラーニングに不可欠な情報通信技術について講義を行っているほか、2006年度から独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)の「インドネシア?スラバヤ工科大学情報技術高等人材育成計画」にプロジェクトリーダーとして携わっています。同大学と協力して、国際共同研究の実施や高度な技術を持つ人材の育成、インドネシア国内の各大学間や産学官の連携を強化するなど進めてきました。インドネシアには、およそ17,000もの島々があり、教育環境やインフラ整備などが進んでいない地域もあります。まずはeラーニングを導入し、学生たちによりよい研究環境を整えました。 <br/> ◆:eラーニングの可能性とは? <br/> 宇佐川:学生たちにとって予習?復習がしやすくなりますね。いつでもアクセスできて自分のペースで勉強できるほか、随時テストを受けながら自分の力を知り、苦手な分野を克服することもできるような教材も作りました。対面型の講義が中心ですが、基礎を座学で学び、その予習?復習を支えるのがeラーニング。意欲のある学生ほど、トライアルして力を付けていますよ。また、こうしたリソースを活用し、他大学と共有することもできるんです。いい教材を皆で作れば、皆で使えることや距離を超えた大学間の連携を実現できるのも大きな魅力ですね。<br/> <img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250116-file/image02_down.jpg/@@images/51d4f6f1-c4ea-422e-ab11-75abd387ac08.jpeg" style="float: right;" title="image02_down.jpg" height="183" width="478" alt="2006年にインドネシア・マナド市のサムラトランギ大学を訪問。" class="image-inline"/><br/><br/><br/><br/><br/></p>
<p/>
<h2 class="indent">自分が受けた恩は、若い人に返す</h2>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250116-file/image03.jpg/@@images/c8f340ef-e32b-4247-bcd6-5294bf366021.jpeg" style="float: right;" title="image03.jpg" height="550" width="280" alt="スラバヤ工科大学との双学位が本格的にスタート。" class="image-inline"/> ◆:先生の研究室には、各国から留学生がやってくると聞きました。 <br/> 宇佐川:そうですね。現在はモンゴルやトンガ、パプアニューギニアからも研究に来ています。彼らはとてもモチベーションが高く、優秀な人ばかりですよ。それぞれの母国などの教育支援を進めるための教材を作っています。以前、在籍していたツバルという国からやってきたアトウフェヌア?マウイさんは、母国の中学?高校にeラーニングを導入してデジタルギャップを埋めたいと教材を開発し、現在は教育に奔走しています。目的を達成し、母国で活躍している様子を聞くのが一番うれしいですね。 <br/> ◆:現在、がんばって研究を進めている皆さんに一言メッセージをお願いします。 <br/> 宇佐川: 今の若者たちは、就職が厳しい現実を見てきた世代。アグレッシブかといえばそうでもなくて、「海外へ出て活躍したい」とかハングリーさが弱い気がしますね。海外の学生や研究者は、いつ他者に追い越されるかと戦々恐々としているくらいです。できるだけ海外へ出て、世界を見てほしいし、海外へ行かなくても学内には留学生がたくさんいますから、アンテナを張っていれば自分の視野を広げる機会はたくさんあります。私が恩師から言われた言葉の一つが「自分が受けた恩は、若い人に返しなさい」。学生たちにチャンスをいかに与え、それを掴んで飛び立って行ってもらうか。その言葉を胸に、私も進んで行きたいですね。 <br/> ◆:夢に向かって視野を広げていくことが大切ですね。ありがとうございました。 <a href="resolveuid/2dacc216c1c9d0307a10a65b782e4d25" target="_blank" rel="noopener noreferrer" class="noicon"> <img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2012/k250116-file/image03_down.jpg/@@images/c10a297a-1b11-4276-b24d-d19f6d4981f5.jpeg" title="image03_down.jpg" height="179" width="545" alt="母国・ツバルで活躍するマウイさんのインタビューを熊大通信41号に掲載。" class="image-inline"/> </a></p>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p>(2013年1月16日掲載)</p>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部 広報戦略ユニット </a> <br/> 096-342-3122</address>]]>
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研究
2013/01/17 13:31:00 GMT+9
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『平成25年度大学入試センター試験』が実施されます!_澳门赌场
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/t250115
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short.jpg/@@images/4951d4f6-abc4-4ea0-9028-2b040c6c79de.jpeg" alt="now-short.jpg" title="now-short.jpg" width="545" height="143"/></p>
<p>2013年1月19日(土)、20日(日)の2日間、全国の大学で「平成25年度大学入試センター試験」が実施されます。</p>
<p>大学進学を目指す人の多くが受験するセンター試験。熊本県内全体では約7,700人、そのうち熊本大学では約4,400名が受験します。</p>
<p>頑張れ受験生!熊本大学は受験生を応援します。</p>
<p/>
<p>(平成25年1月16日掲載)</p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2012/index-file/t250115.jpg/@@images/91de2a3b-cd02-47d6-8d52-3d6d39716a3e.jpeg" title="t250115.jpg" width="488" alt="t250115.jpg" height="339" class="image-inline"/></p>
<p>準備も着々???</p>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部 広報戦略ユニット </a> <br/> 096-342-3122</address>]]>
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2013/01/16 13:15:00 GMT+9
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KAIST(韓国科学技術院)の金監査員が来学_澳门赌场
/kokusaikouryuu/whatsnew/20121227
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2012年12月27日、本学の協定校である韓国のKAIST(韓国科学技術院)から金英千(Kim, Young Chun)監査員が本学を訪問されました。
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KAISTと本学は、2001年に交流協定を締結して以来、研究協力及び若手研究者を主体とした各種の合同セミナーの開催で多くの実績が得られています。
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谷口学長との懇談では大学の発展戦略等について意見を交換し、今後とも両大学の良好な関係を発展させることで意見が一致しました。その後の山本監事、立石監事との懇談では、本学の監査業務について積極的な意見交換がなされ大変有意義な懇談となりました。
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また、表敬前の衝撃?極限環境研究センター訪問では、外本教授の案内により実験施設を見学し、国際的な産学官交流の可能性について大変興味を持たれた様子でした。
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<img src="/kokusaikouryuu/whatsnew-file/1227-1/@@images/b0f54053-924e-4ebb-a53d-f5ea05311f5f.jpeg" alt="1227-1" title="1227-1" width="400" height="300"/>
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谷口学長(右から3人目)、山本監事(右から2人目)、
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立石監事(右端)を訪問した金監査員(左から3人目)
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<img src="/kokusaikouryuu/whatsnew-file/1227-2/@@images/72d97d9b-6cec-4dbe-ace0-553756989859.jpeg" alt="1227-2" title="1227-2" width="400" height="299"/>
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金監査員と谷口学長
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お問い合わせ
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マーケティング推進部 国際戦略ユニット
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2013-01-08 18:18:50
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