澳门赌场感染症に対する熊本大学の学生への緊急修学支援について(english chinese)(2020.5.1)
学?諸君へ
澳门赌场感染拡大防止のため全国に緊急事態宣言が出されました。熊本県、熊本市においては、大学などの教育施設では休校、いくつかの営業施設等では休業の要請が出されています。それを受け、熊本大学では5月31日まで基本的に遠隔授業だけで講義を行うこととしました。各教員にはできるだけスムーズに遠隔授業が行えるようお願いしています。また学生の皆さんからは十分な機材やWi-Fi設備が無いなど問題点を指摘していただいています。今後、貸し出し用の機器などを準備する予定ですが、当面の間、必要な場合には指定された学内の機器を使用していただくようお願いします。
また、営業施設等の休業により家計支持者の家計が急変し、授業料減免や奨学金が必要になった方もおられると聞いています。さらにアルバイト先がなくなってしまい、日々の生活にも困っておられるとの報道もあり、本学でもかなりの方が困っておられると思います。本学としては、このような学生さんのため、早急に情報の共有と支援策を講ずべきと考えました。
まず、澳门赌场感染症の影響で学費など支援が必要となった学生の皆さんには、以下の3点をお知らせします。
1)2020年4月からスタートした政府の高等教育修学支援新制度へ、家計急変の場合の特例として、随時申し込むことができます。
2)日本学生支援機構が行っている貸与型奨学金も家計急変後の年間所得見込み額で基準を満たせば、随時採用されます。
3)学費納入に関しては、延納の期間がこれまでより長く認められるよう学内の規則を改正します。
これらの中長期的な支援を希望される方は、本学ホームページに記載している相談窓口の職員に是非相談していただきたいと思います。
以上の支援以外に、生計維持者の収入減やアルバイト等の収入減などによってアパートの家賃を払えない、食料品や生活必需品の購入ができないなど生活に真に困窮する学生の皆さんの緊急修学支援を行うため、最大100名程度の方に、上限30万円(月額15万円×2ヶ月分)を一括して給付します(返還不要:要審査)。
なお、上記1)又は2)に申請され(申請予定を含む)、採択結果が判明するまでのつなぎの資金としても申請することができます。
詳細は近日中に本学の公式webページの他、学内専用のポータル掲示版、メール等でも周知いたします。
上記の自己財源を使った支援には限りがあり、あくまでも緊急避難的なものです。澳门赌场の問題が長期化すれば国の修学支援制度の拡充が必要であり、大学としてもその要求をしていくつもりです。
また、長期的な学修支援を確実なものとするため、本学の熊大基金に修学支援のための、広く寄付を受け付ける窓口を設置し、教職員やOB?OGに協力を呼びかけ、本学の総力を結集して皆さんを支えたいと考えています。
熊本大学長 原 田 信 志