東京オフィスセミナー「熊本大学知のフロンティア　糖尿病と戦う　－熊本大学の医学最前線－」を開催しました

　平成30年9月22日(土)東京工業大学(田町キャンパス)キャンパスイノベーションセンターにおいて、東京オフィスセミナー「熊本大学知のフロンティア　糖尿病と戦う　－熊本大学の医学最前線－」を開催しました。

　熊本大学大学院生命科学研究部の荒木栄一教授から、「体内でのインスリンの働きを理解しよう -そのメカニズムと糖尿病治療への応用-」と題して、インスリン作用の仕組みとインスリン抵抗性が起こる原因、そしてこれらの知見を応用した新たな糖尿病の予防や治療方法について紹介がありました。また、同山縣和也教授から、「糖尿病になりやすい体質とは」と題して、近年の医学の発展に伴い、糖尿病の発症に関与する遺伝要因が次々と明らかになってきており、より良い糖尿病治療が期待できるとの紹介がありました。

　セミナーには47名の出席があり、アンケートでは全ての回答者から「参考になった」との評価を受け、わかりやすい説明と豊富な資料も好評を博し、「糖尿病を理解し直す機会を頂けた」、「書物を読んでも理解できないことを、研究者から直に話しを聴けてよかった」、「新生児糖尿病の治療もわかってきてよかった」といった多くの感想が寄せられました。