定例学長記者懇談会を開催しました

 令和6年6月5日(水)、本部棟1階大会議室にて定例学長記者懇談会を開催しました。

 小川 久雄学長の挨拶に続き、半導体デバイス工学課程ラボインターンシップについて、半導体?デジタル研究教育機構の百瀬 健教授が報告しました。本インターンシップは全国の高等専門学校の正規生を対象としたもので、一般的なものとは異なり、実際に企業の工場への訪問を通じて参加者が将来像をイメージしやすくなるようプログラムしています。百瀬教授は「大学として半導体人材の質を高めるためには、半導体に対する強い意志を持った学生に集まってもらうことが大切であり、そのような学生が集まって欲しい」と述べました。

 続いて、「はばたけ!熊本サイエンスガールズ」の取り組みについて大学教育統括管理運営機構の平 英雄准教授と宇野木 花連特任助教が説明しました。本取り組みでは、女子中高生の理系進学希望者を増やすことを目的として、講演会や体験実習等を開催しています。宇野木特任助教は取り組みを説明する中で「中高生といったより早い段階から理系の楽しさ?親しみやすさを感じてもらうだけではなく、生徒や保護者のみなさんが持っている理系進路に対する悩みを解決するヒントを提供したい」と語りました。

 最後に、データサイエンスの実践についてフロンティアデータサイエンス化血研寄附講座の中村 振一郎特任教授が報告しました。 本講座は令和4年4月に本学に設置され、研究の他に民間企業との社会実装を行っています。報告の中で中村特任教授は、肥後銀行とのデータサイエンス分野での共同研究や熊本ドライビングスクールでの運転寿命延伸に向けた取り組み等を紹介しました。中村特任教授は「データサイエンスは物事をデータで決める新しい「学」であり、社会実装を通して今後も頑張っていきたい」と意気込みを語りました。

 参加した報道機関からはそれぞれの発表に関して多くの質問があり、活発な意見交換が行われました。懇談会の資料は こちら を参照してください。  

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小川学長

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百瀬教授

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平准教授

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中村特任教授

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宇野木特任助教

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