熊本大学キャンパスミュージアムシンポジウム「共生社会をつくる アートコミュニケーション」を開催しました
熊本大学では、1月25日(土)に工学部百周年記念館にて、キャンパスミュージアム推進機構主催によるシンポジウム「共生社会をつくる アートコミュニケーション」を開催しました。
シンポジウムに先立ち、熊本大学と東京藝術大学と連携協定締結の調印式を行いました。これを記念し、東京藝術大学長?熊本市現代美術館長の日比野克彦氏、東京藝術大学特任講師の田中一平氏、熊本大学学長特別補佐の松永拓己教授の鼎談での開催となりました。
高校生から一般の方まで、幅広い年代の多くの方にご参加いただき、東京藝術大学が実践してこられたアートと共生社会について、人のつながりを処方する「文化的処方」、「アートは人の心に働きかける」ということばを中心に、展開されました。
NEXTSDGsへのダイバーシティとアート、熊本市現代美術館や東京都美術館等でのアートによる人と人のコミュニケーションの様子など、アートの新しい姿を感じることができました。また、熊本大学のアートの取組として、壁画活動や病院でのアート活動、各企業との連携活動など紹介され、これからの、東京藝術大学と熊本大学の連携が期待されるところです。
参加者からのアンケートでは、「薬で治すのではなく、人と人が連携していくと、心が元気になり、豊かな生活が送れると実感しました。」「共生社会へのアプローチのひとつとして、アートに無限大の可能性があると知れた」などの感想が寄せられました。
講演会終了後は、会場近くの工学部研究資料館の特別開放を行い、多くの来場者が、重要文化財である動く工作機械群を見学し、熊本大学の文化財を満喫されていました。
【調印式】
【鼎談】
【会場】
【工学部研究資料館の見学】
お問い合わせ
キャンパスミュージアム推進機構
096-342-2864
museum[AT]jimu.kumamoto-u.ac.jp ※ [AT] を @ に書き換えてご使用ください。