定例学長記者懇談会を開催しました
令和7年4月9日(水)、本部棟1階大会議室にて定例学長記者懇談会を開催しました。
小川 久雄学長の挨拶に続き、熊本大学における国際教育活動について、学長特別補佐で、大学院人文社会科学研究部のシムズ?ランダー?ブライアント講師が説明しました。
シムズ講師は、?学生が主体的に国際教育に自ら興味を持ち、繋がりを感じられるようにするには、環境づくりが何より重要。?と考えを語りました。また、COIL教育(オンラインで海外の大学と連携し、学生同士が協働してプロジェクトに取り組む国際教育手法)は、国際的な繋がりを構築し、デジタルリテラシーの向上や世界中の協定大学との繋がりを強化することに繋がると語りました。
次に、『医療人材育成と検査体制の強化を。【熊本の未来を築く】感染症対策へ!』と題し、熊本大学クラウドファンディングについて、大学院生命科学研究部附属生体情報研究センターの山本 雅大教授が説明を行いました。山本教授は、クラウドファンディングの目的として、①検査機器の維持と消耗品の備蓄、②研修?教育研究活動、③広報活動を挙げました。支援募集期間は令和7年4月1日~5月30日、目標金額は270万円(All or nothing型)となっています。また、令和7年4月27日に、蔦屋書店熊本三年坂にてトークイベントが予定されていることについても報告がありました。
引き続き、工学部半導体デバイス工学課程の取り組みについて、学長特別補佐で、半導体?デジタル研究教育機構の百瀬 健教授が説明を行いました。百瀬教授は、半導体デバイス工学課程の志願倍率(24年度 2.2倍から25年度 4.7倍)の上昇や、今年度4月より、大学院に半導体?情報数理専攻を設置したことを報告しました。また、東大教員による遠隔講義、東大本郷キャンパスでの半導体実習等の東大との連携についても語りました。
最後に、 広報戦略室から、広報Webサイト「Kumadai Now」のリニューアルをモニターを使用して紹介しました。
参加した報道機関からはそれぞれの発表に関して多くの質問があり、活発な意見交換が行われました。懇談会の資料は こちら を参照してください。
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小川学長 | シムズ?ランダー?ブライアント講師 |
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山本教授 | 百瀬教授 |
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広報戦略室から説明 | 会の様子 |