熊本大学とムヒンビリ健康科学大学(タンザニア)との間で調印式を開催

202593日、熊本大学はタンザニアのムヒンビリ健康科学大学(MUHAS)との間で、長年にわたる国際交流を更新する調印式を行いました。MUHASからは、アポリナリー?A?R?カムハブア学長、ブルーノ?スングヤ副学長(熊本大学リエゾンプロフェッサー)、並びにゴッドフリー?バラボナ研究員(熊本大学客員助教)が来学し、また駐日タンザニア連合共和国大使館のエドナ?ディオニズ?チュク参事官にもご臨席いただきました。

熊本大学からは、小川久雄学長、大谷順理事?副学長、富澤一仁理事?副学長、尾池雄一大学院医学教育部長、上野貴将ヒトレトロウイルス学共同研究センター長が出席しました。

熊本大学とMUHASは、2003年から医学分野での交流をスタートし、長年にわたり強いパートナーシップを育んできました。2025年度は、2016年に締結された大学間協定からちょうど10周年にあたり、今回の調印式では、大学間の学術?学生交流協定の更新に加え、タンザニアにおける熊本大学リエゾンオフィス設置に関する覚書も更新されました。

式典冒頭、小川学長は、感染症や医療分野における共同研究をさらに発展させるとともに、将来の国際的な医療人材の育成に貢献することへの期待を表明しました。調印は滞りなく行われ、熊本大学に在籍するタンザニア人留学生らも同席して、両大学をつなぐ存在感を示しました。現在、熊本大学には13名のタンザニア人留学生が在籍しており、大学院医学教育部においては、中国に次いで多い留学生数となっています。

式典後、MUHAS代表団とタンザニア人留学生らは、五高記念館や化学実験場を訪問し、熊本大学の歴史や学びの伝統に触れました。

今回の協定更新は、熊本大学が今後も国際的な連携を推進し、医学教育や研究における国際協力の強化に取り組む姿勢を改めて示すものとなりました。

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小川学長による挨拶

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カムハブア学長による挨拶

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チュク参事官による挨拶

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MUHASとの連携成果について発表する上野教授

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署名済みの協定書を共に掲げる小川学長(左)とカムハブア学長

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記念写真

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記念写真

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五高記念館前

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五高記念館内

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化学実験場内

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