台湾UAAT加盟大学が社会科学?人文科学分野の連携プロジェクト推進のため本学を訪問
令和6年12月18日午前、台湾国家重点領域国際合作連盟University Academic Alliance in Taiwan(UAAT)に加盟する国立台湾師範大学(NTNU)、国立政治大学(NCCU)、および国立中興大学(NCHU)の代表団が熊本大学を訪問しました。これらの大学は、NTNUを主幹校とする「社会科学?人文科学統合連携プロジェクト」のメンバーとして活動しています。代表団には、研究開発を担当する役員や社会科学?人文科学分野の専門教員が含まれており、今回の訪問は、UAATと九州?沖縄オープンユニバーシティ(KOOU)の間で締結された国際協力に関する覚書(MoU)に基づき、社会科学および人文科学分野における国際的な教育?研究連携を一層深めることを目的として実施されました。
熊本大学からは、大谷順理事?副学長、岸田光代副学長をはじめ、関係分野の部局長や教員が出席しました。はじめに、大谷理事が開会の挨拶と本学の概要について説明を行い、続いて国立台湾師範大学の陈焜铭(Kwun-Min Chen)副学長が挨拶を述べられました。その後、同じ大学の研究開発担当副学長である許瑛玿(Ying-Shao Hsu)氏が、UAAT-KOOUの連携プロジェクトについて紹介しました。また、NTNU、NCCU、NCHUの代表者からそれぞれの大学の概要や今後の連携の可能性について具体的な提案があり、意見交換が行われました。
意見交換後、一行は熊本大学の永青文庫研究センターと国際マンガ学教育研究センターを訪れ、本学が取り組む特色ある研究分野の成果を見学しました。また、国指定重要文化財である五高記念館も訪問し、本学の豊かな歴史と文化に触れる貴重な機会となりました。
今回の訪問は、相互理解を深めるとともに、社会科学?人文科学分野における連携の可能性について意義深い交流と実質的な議論が行われる場となりました。これにより、UAAT-KOOUパートナーシップのさらなる進展が期待されます。
大谷理事による開会挨拶
国立台湾師範大学の陈焜铭(Kwun-Min Chen)副学長による挨拶
国立台湾師範大学の許瑛玿(Ying-Shao Hsu)副学長による UAAT-KOOU 連携プロジェクトの紹介
記念品交換
集合写真
永青文庫研究センターの研究資料見学
国際マンガ学教育研究センター見学
五高記念館前